徹底比較!宣伝カーとその他のOOH広告の違い

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OOH広告という言葉を聞いた事はありますか?これは、Out Of Home Media(アウトオブホームメディア)の略で、交通広告や屋外看板、チラシやアドトラックなどを指しています。
OOH広告には、多種多様なものがあります。今回は、そのOOH広告の種類と、それぞれのメリット・デメリットについて、分かりやすくご説明していきます。

渋谷や新宿など、人通りの多い都心で、目立つ広告を載せたバスなど見かけませんか?
バスと言っても、人を乗せるためではなく、バスの側面全部を広告面として使用している、移動式広告バスです!つまり、広告(プロモーション)のためのバスという事ですね。これを特に、「宣伝カー」と呼んでおり、OOH広告の一つとして、近年とてもよく利用されています。

といっても、宣伝手段は、何も宣伝カーだけではありません。宣伝カー以外のOOH広告もあります!それでは、どんなものがあるのでしょうか?

交通広告

交通広告も、プロモーションには欠かせません!電車などの交通手段は、日常的に使う人が多く、交通広告を出すのと出さないのとでは、かなり反響も違ってきます。

例えば、一日の電車乗降客が、3万人だったとします。そのうち、定期券利用者が約6割だったとすると、18000人にもなります。この18000人の利用者の方達は、一年のうちで、200日往復したとして、400回、つまり、一年で18000人が400回、電車広告を目にする機会があるという事です!このチャンスを利用しないわけにはいきませんよね!

電車広告

電車内の中吊り広告や、駅のプラットフォームから見える看板、車内のモニター広告も、OOH広告の一部です。電車の中吊り広告と言えば、雑誌広告が多いですよね。インパクトがあって、つい目を惹く見出しが、ぎっしりと中吊り広告に並んでおり、注目を促します。

もし中吊り広告がなければ、雑誌広告に触れる機会も減り、宣伝効果もなくなってしまうでしょう。それだけ、雑誌広告にとって、中吊り広告はかなり効果的なプロモーションとなります。

駅広告

誰でも通勤や通学で、駅のポスターや車内広告を、隈なくじっくり読んだ事があるのではないでしょうか?駅広告の場合、興味を抱いた情報は立ち止まってじっくり見る事ができるので、認知度もそれだけアップし、宣伝効果が高まります。

駅看板や、ベンチ広告などは、同じ看板を、同じ場所で日常的に見る事により、潜在的に記憶に焼き付ける事ができます。

バス広告

バス広告と言えば、ラッピングバスがあります。ラッピングバスは、バス全面を広告で装飾するタイプから、バスの一部に広告を載せるものまで、多種多様です。

バス停から目的地までの間を往復するので、バス停で待っている人だけではなく、歩行者や、運転中のドライバーからも注目してもらえるので、とても効果的な移動式屋外広告となるでしょう。

タクシー広告

タクシーの両側ドア4枚分の面積を使ったタクシー広告も、宣伝効果バッチリです!

電車やバスなどは、決まった路線を走りますが、タクシーの場合は、繁華街から住宅街まで、一日300km以上、24時間走行できるため、かなり幅広い人に宣伝する事ができます。

大きな面積でのラッピングよりも、タクシー広告の方が低コストで済むというのも魅力です。カッティング加工も可能ですし、ユニークなデザインのタクシー広告にもできます。

屋外広告

屋外広告は、昔から利用されている広告手段です。一口に屋外広告といっても、いくつかの種類があります。

・塔屋看板

塔屋看板は、壁面看板と似ているものの、設置場所が建物の屋上に限られている点で違います。ビルの屋上スペースを活用できるので、大型看板も用意できます。塔屋看板は壁面看板と同じように、よく利用される屋外広告です。

・壁面看板

壁面看板は、建物の壁に取り付ける宣伝用の看板です。渋谷や新宿など、都心を中心に、人が多く行きかう交差点などに設置し、目につきやすくします。ビルの壁を利用して、高い位置に広告が出せるので、交通量の多い場所では、定番の屋外広告がよく利用されています。

・野立て看板

野立て看板とは、地面に直接設置する大型看板の事です。新幹線に乗った事がある方であれば、畑の中に看板が立っているのを見たことがあるのではないでしょうか。これが野立て看板です。線路脇や郊外の幹線道路脇などに設置されています。また、A型看板などのスタンド看板も、屋外広告です。

・大型ビジョン

大型ビジョンは、屋外に設置された大型ディスプレイによる宣伝です。駅前など、人通りが特に多い場所を狙って設置されます。大型ビジョンは、昔の看板とは異なり、映像や音声も発信できるので、宣伝効果もアップします!歩行者は移動しつつも、音声のあるところに惹かれるので、人通りの多い信号待ちの交差点など、一定時間立ち止まる場所に設置すると、より宣伝効果が増すでしょう。

宣伝カーと、それ以外のOOH広告とを比較してみたら、どちらがどのように良いのでしょうか?ここでは、それぞれのメリットやデメリットを比較していきます。

宣伝カーVS電車広告

宣伝カーのメリット・デメリット

メリット

・必要な日数だけPRでき、無駄がない
・音声ナレーションで訴えかける事ができる
・迫力ある広告面でアピールできる
・朝・夕方の駅前に人が集中する時間帯を狙い、移動しながらのPR活動が可能
・ライトアップで視覚効果アップ!
・URLを掲載できる
・低コスト

デメリット

・掲載できる情報が少ない
・走行時間が8時間前後と、比較的短い

電車広告のメリット・デメリット

メリット

・電車の乗客にアピールする事ができる
・ビジネス層をターゲットとした経済雑誌広告や、女性ファッション誌、レジャー施設などの情報を広告宣伝する事ができる
・最近は幅広い世代の人達が外出するようになったため、世代問わずアプローチできる
・自由に移動できる

デメリット

・閉ざされた空間で宣伝するため、デザインやレイアウトを工夫しないと他社広告に埋もれてしまう
・交通広告の中では高額
・公共交通機関への配布なので、デザイン審査に時間を要する(一部業種は配布不可になる事もある)

宣伝カーVS駅広告

駅広告のメリット・デメリット

メリット

・乗降客が一定時間留まる環境に設置されるため、認知度が高まる
・繰り返し同じ広告に触れるため、広告が記憶に残りやすい
・乗客に直接的に宣伝できるため、直接購買につながりやすい
・地域沿線での宣伝効果が高まる
・週刊誌など最新の報を得るメディアとしても注目されるため、トレンド情報の発信力になる

デメリット

・駅構内のどの位置に設置するかによって、宣伝効果が変わって来る(現場認識が必要!)
・ポスターなどのボリュームが少ないと、他広告に負けてしまう可能性がある

宣伝カーVSバス広告

バス広告のメリット・デメリット

メリット

・特定地域を走行するため、地域に密着した広告展開ができる
・シルバーシートなどのタイアップ広告としてもイメージアップできる
・車外広告は、バスの外面を独占できてインパクトが大きくなる
・交通広告の中では比較的コストが低い

デメリット

・電車に比べると乗客が少ない
・地方の場合は、利用者が限定され、新規アプローチには向かない

宣伝カーVSタクシー広告

タクシー広告のメリット・デメリット

メリット

・独占的な空間で、リラックスしたお客様に密度の高い宣伝が可能!
・東京の情報に敏感な地方からのビジネスマン達にもアピールできる!
・乗客層は、30~50代が多く、経済力、購買力を持つビジネスマン達へ宣伝する事ができる
・東京特別区では、乗客が年間6億人おり、一日タクシー一台につき40人、一ヶ月では一台1200人にものぼる!

デメリット

・他の広告と比べると利用者が少ない
・乗客層はビジネスマンが中心のため、アピールできる層が狭まる

宣伝カーVS看板

看板のメリット・デメリット

メリット

・じっくりと読める
・写真でのアピール効果も高い
・低コスト
・場所によって認知度アップ!

デメリット

・移動できない
・あまり多くの情報が掲載できない

宣伝カーVS大型ビジョン

大型ビジョンのメリット・デメリット

メリット

・低コスト
・夜はライトアップで視覚効果アップ!
・全国展開からピンポイントまで、プランが適応できる
・様々なセールスプロモーションに活用できる
・場所によって認知度アップ!

デメリット

・移動できない
・あまり多くの情報が掲載できない

いかがでしたか?OOH広告には、宣伝カー以外にも、色々な種類がある事がわかりましたね。そしてそれぞれにメリットとデメリットがあります。

宣伝カーは、低コストで自由に移動がきくので、OOH広告としてはとても便利な手段です。
宣伝カーでPRする商品やサービスは、見た人に強い印象を残す事ができるので、プロモーション活動として、人気のある選択肢です。

宣伝カーの広告を見た人が、その商品やサービス内容を理解しやすく、印象に残りやすい事が、宣伝カーの反響の高さの秘密です。OOH広告を上手に利用する事で、さらに宣伝効果を高める事ができるでしょう!ぜひ役立ててみてください。

エキゾチック ライター

この記事を書いた人

エキゾチックワールドに所属する謎のライター。 広告に関する知識にとても詳しいがそれ以外の事は多くを語ろうとしない為、そのほとんどが謎に包まれている…。 唯一わかっていることは切手を集めることが好き。 今エキゾチックワールドにライターとして所属していることにも何か意味がありそうだ…。