OOH広告(Out of Home広告)とは、どんな広告?

0324_1

OOH(Out of Home)広告とは、交通広告・屋外広告全体を指す言葉です。現在はSNS時代になり、生まれた時からマルチデバイスに囲まれ、その一部を肌身離さず持つスマートデバイス世代が主流になってきています。その影響で、OOH(Out of Home)広告からインターネットへ誘導する、情報の拡散広告が普通になってきています。広告の主流だったマス4媒体(TV・ラジオ・新聞・雑誌)でさえ、今から30年ほど前には80%以上あったシェアが今は半分の40%台ですから、いかに広告展開の状況が変わってきているかを示すものでしょう。

普段から外出時に見かけるOOH(Out of Home)広告ですが、ありとあらゆる種類の広告が広範囲に渡っていますから、改めて考えてみると、広告に囲まれて生活をしていることや、その中から得られる情報の多さに気づくでしょう。意識をしなくても次々と広告が目に飛び込んでくることで、社名・商品名・ブランドイメージなどが繰り返しインプットされていくのです。では、OOH(Out of Home)広告にはどんなものがあるか、見ていきましょう。

交通広告の種類

・電車広告
車両の広告類のことをいい、電車を利用する通勤・通学者がメインターゲットになります。中吊り、窓上・ドア横ポスター、ステッカー、ドア上、吊革、貸し切り、トレインチャンネル、車体などが主な場所になります。

・駅広告
駅構内に展開された広告のことをいい、駅利用者のメインターゲットに合わせた最寄駅周辺や複数駅での訴求が可能です。看板(サインボード)、ポスター、臨時広告、デジタルサイネージが主な場所になります。

・バス広告
公共の乗り物として地域に親しまれるバスの内・外の広告類のことをいい、バスを利用する通勤・通学者がメインターゲットになります。運転席後部、窓上、側吊り、ステッカーなどが主な場所になります。

・タクシー広告
遮断された空間であるタクシーの内・外の広告類のことをいい、比較的高い年齢層や高所得者がメインターゲットになります。ウィンドウステッカー、アドケース、ボディ・スーパーステッカー、ラッピングが主な場所になります。

屋外広告の種類

・看板
設置した場所の店舗や会社、一般の広告PR、注意喚起、美術のためなどに立てる広告をいい、耐久性のある板状のものになります。材質には、木、金属、ホーロー、合成樹脂板、合成樹脂シート、デジタルサイネージなどがあります。

・大型ビジョン
都市部の繁華街の目立つビルに設置された大型映像広告をいい、景観を損ねることなく、街のメインターゲットに向けた確実なPRが人気です。映画のアスペクト(画面や画像の縦・横の長さ)比として使用されていた16:9が標準となっています。

・アドトラック
広告宣伝車ともいわれる、車で移動しながら宣伝をする車体を利用した広告のことをいい、歩行者や通行車両などにPRすることを目的としています。軽トラから40Fトラックなど、大きさ各種、内照・外照のタイプ別もあります。

0324_2

2015年の広告全体の総広告費が6兆1,710億円。そのうち、屋外広告費は3,188億円、交通広告費は2,044億円で合計5,232億円となっています。OOH(Out of Home)広告は、全体的には微増していますが、車内や駅構内のデジタルサイネージやLEDネオン、屋外ビジョンなどの伸びに比べて、一部の中吊り・窓上・ドア横など、紙面の車内広告、スタジアム看板などは減少傾向にあります。やはり、今の時代に合った広告が伸びているといえるのでしょう。そこへいくと、「屋外広告」のアドトラックなどは新しい分野です。今もTwitterやInstagramなどの2次的情報拡散が見られますから、もっと工夫次第で新たな展開が生まれるかもしれません。

(DENTSU HPデータ参照:http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0223-008678.html

エキゾチック ライター

この記事を書いた人

エキゾチックワールドに所属する謎のライター。 広告に関する知識にとても詳しいがそれ以外の事は多くを語ろうとしない為、そのほとんどが謎に包まれている…。 唯一わかっていることは切手を集めることが好き。 今エキゾチックワールドにライターとして所属していることにも何か意味がありそうだ…。