広告効果で知っておくべきマイナーな用語10選

広告業界 用語

楠木ころみです!みなさん、お元気ですか?私、けっこう前に言われて、今も覚えている言葉があるんですよね。ここでお手伝いを始めたばかりで、書いた記事を先生に見せた時です。記事を読んだ先生はニヤリと笑って、こんなことを言ったんです。

「いいじゃないか。最初にきみのブリーフを見た時はおしりがタイトなのに大丈夫かと心配したのだが、よくやったと思うよ」

それを聞いた瞬間、頭の中に「110番」という文字がよぎりました。そして「なんて所に来ちゃったんだろう」って、すごく落ち込んだんです。でも……あとでわかったんですけど、私の心配は誤解だったみたいなんです。先生の言った「ブリーフ」っていうのは、広告業界の用語で「依頼案件の書かれた書類」っていう意味だったみたいです。そして「おしり」は締切日のこと。つまり先生の言葉は「最初にきみの依頼案件を見た時は、締め切りが近いのに大丈夫かと心配したんだが、よくやったと思うよ」っていう意味だったんです。普通にほめてくれてたんですね。

こんなふうに、広告業界にはその中だけで使われている言葉がたくさんあるんです。中には一般とは違う意味で使われるものや、最近になって使われるようになったWeb関係の言葉もあります。一般的に見たらマイナーな用語ですが、広告業界で働くのなら知っておいた方が良いですよね。そこで、今回はそんな広告業界で使われる用語の中でも、さまざまな場面で使われがちなものやインパクトの強いものを紹介します。

1.完パケ

この言葉は、比較的有名かもしれませんね。これはもともと映像業界で使われていて、「完全パッケージデータ」という言葉を省略したものです。すべてのフォーマットが組み込まれた状態のデータを、このように「完パケ」と呼ぶ人が多いんです。

2.今日いっぱい

一般的には「今日いっぱい」というと、日づけが変わる前の23時59分までを表します。しかし広告業界の「今日いっぱい」は、主に次の日の朝を指す場合に使われます。

3.おしり

締切日のことです。スケジュールを守る上で締切日は非常に重要なので、慣れてない言葉だからと聞き逃さないように注意しましょう。

4.ブリーフ(オリエンシート、RFP)

発注主が広告会社などに伝えるために作る、主に依頼内容が書かれた書類のことです。ほかにも「オリエンシート」や「RFP」といわれることもあります。

5.シズル感

お肉料理のおいしさを表現する時に使われている言葉ですが、これはsizzleというステーキが焼ける音を表した擬音語がもとになっています。広告業界でもおいしさを演出する時に使われていた言葉でしたが、最近では景色や女性の表現を強調したい場合でも使われるようになりました。

6.着地点

立場の違う人同士が議論を行う時には、双方が合意できるポイントをあらかじめ決めておく場合があります。そのポイントのことを「着地点」といいます。

7.空中分解

進めているプロジェクトが、途中で頓挫したり崩壊してしまうことです。

8.クリエイティブ

主にWeb業界で使われる広告用語で、バナー広告の画像のことを指します。これに対してテキストのみの広告は「原稿」と呼ばれています。

9.リーチ

これもWebの広告用語で、上記のクリエイティブ広告を見たユニークユーザー(Webのアクセス数の単位の1つで、広告の閲覧が行われたブラウザの数を表します)の数のことです。

10.走りながら考えようか

いわゆる「見きり発車」という意味に近い広告業界の用語で、「先のことは決まっていないけど、とりあえず作業をしながら考えよう」といった意味合いで使われます。この言葉が多く聞かれるようになると、プロジェクトの先行きを心配したほうがいいかもしれません。

ここに紹介したのはほんの一部で、広告業界にはたくさんの専門用語が飛びかっています。その意味を理解してきちんと使えるようになれば、広告業界になじんできた証拠だといえるのかもしれません。

楠木 ころみ

この記事を書いた人

本名は楠木(くすのき)ころみ。性格は明るく元気で好奇心旺盛。おっちょこちょいな面もあり、何もないところでよく転ぶ。物事に興味を持ったら気になって仕方がなくなってしまう。エキゾチックライターの事を先生と呼んでいる。好きな食べ物はわらびもち。