刷り込みに最適?駅広告は1日2回、しかも每日見ている

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電車広告を含まない、駅にある広告のすべてが「駅広告」になります。例えば、駅のホーム。通勤・通学で每日、駅を利用する人たちにとっては、出発の最寄駅と通勤・通学先の下車駅で同じ広告を2回も目にする可能性があるのです。1週間の掲出があるとすると、平日だけだとしても1人が10回ほど見る可能性があります。

注視するわけでなく、ただ目の前を通り過ぎるだけで、何となくの記憶に残ることになるでしょう。これを定期的に繰り返せば、あそこにあのポスターや映像があったという、ハッキリとした記憶にもなっていくのです。

駅広告といってもさまざまな種類があり、選択した種類の的確さによってターゲットをがっちりつかめれば、情報の刷り込みが効果的に行われた、成功した、といえそうです。地域の小さな駅でも、利用者一人一人にダイレクトな訴求が届けば、購買力アップ、知名度アップにつながりやすいですから、地元での事業者にとっては、駅広告を上手に活用すれば、ブランディング効果が期待できる要素がたくさんあります。

駅貼りポスター

キャンペーンや企業・商品イメージをPRするため、大きなB1、B0サイズのポスター広告です。掲出期間は7日間。あらゆる業種がそれぞれの有効エリアで、集中した大規模キャンペーンを行うことができます。

ベンチ広告

ホームのシート後方上にある広告です。片面、両面のどちらもあり、駅看板と同じ大きさ。コストは低いのに、反対ホームや乗降車両からもはっきり視覚に入るPR力は、かなりのものを持っているでしょう。

アドピラー(柱巻き広告)

円柱形の柱に巻きつける形状の広告です。掲出期間は7日間。エリア特化型のキャンペーンやイベント連動のプロモーション、円柱形を利用した商品イメージの認知など、面白いアプローチ展開に向いているでしょう。

自動改札ステッカー

自動改札機の投入口やタッチ面の手元先と手元下2か所に貼付した、ステッカーの広告です。改札を通るたびに視界に入りますから、反復効果の期待とともに、たくさん並んだ自動改札機のインパクトもあるでしょう。

横断幕(シート広告)

ホームやコンコースの上空間に大きく、高く掲げる大型の横断幕広告です。かなり離れた位置からも確認できるため、色や文字でのシンプルな訴求でも十分。ターゲットを目的地まで誘導する役割もあります。

フロア広告

改札フロアに敷くような、マットのイメージの広告です。面積は9㎡が基本単位ですが、形は四角ばかりでなく自由ですから、形や色などのデザイン次第で足元からのおもしろい訴求展開が期待できそうです。

エスカレーター広告(手すり)

エスカレーターの手すりを使用した広告です。手すりの動きに合わせて内容が変化したり、手すりに触れたりすることでデザインが変化したりなど、エスカレーターの数秒間も無駄にしない訴求ができるでしょう。

デジタルサイネージ

時間帯・設置場所によって、タイムリーな配信切替えができる映像広告です。静止画、動画の選択も自由自在。入れ替わるターゲットに合わせた応用が利く、ピンポイント訴求の新しい広告媒体として注目されています。

集中貼り

駅構内の通路壁面、天井、床、階段脇、フェンス、エスカレーター、柱など、どのスペースも集中的に活用する広告です。ストーリー性のある壮大な演出がしやすく、駅ジャック感のする広告展開が可能です。

この他にも、天井からフラッグの形状のポスターを集中掲出するフラッグ広告、階段の踏込面広告、ロッカーなどを利用するラック式、駅周辺施設への案内となるサインボード、キャンペーン展開には欠かせない大型ボードなど、まだまだ挙げきれない広告があります。

どの広告も駅の特徴を把握した上で活用しないと、せっかくの費用が無駄になってしまうかもしれません。何でもかんでも主要ターミナル駅ならよいというわけでもなく、地方沿線駅の方がよい場合もあります。

人の流れや年齢層、利用層など、選択を間違わないようにしましょう。また、駅広告は公共交通機関への掲出ですから、デザイン審査に時間がかかります。早めの製作原稿入稿を心がけたいものです。

エキゾチック ライター

この記事を書いた人

エキゾチックワールドに所属する謎のライター。 広告に関する知識にとても詳しいがそれ以外の事は多くを語ろうとしない為、そのほとんどが謎に包まれている…。 唯一わかっていることは切手を集めることが好き。 今エキゾチックワールドにライターとして所属していることにも何か意味がありそうだ…。